「歳寒うして　然る後に　松柏の凋むに　後るるを知る」

第50回皆人会（みなとかい）社員研修会 宗像大社菊花展 「歳(とし)寒(さむ)うして然(しか)る後に　松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに後(おく)るるを知る」 12月16日は衆議院選挙の投開票日である。 日本の進路を決定する、かってない重大な選挙と言える。 その意味において、有権者の責任は重い。 乱立する政党に一票を投ずる先が見えにくい。 自民党と民主党の違いは「ライスカレー」と「カレーライス」位の違いで 「自民党にはコリゴリで、民主党にはガッカリだ」と評した人がいる。 野田総理の「伝家の宝刀」の抜きっぷりは見事だった。 根回しなしの、トップの決断に胆力と鬼気迫るものを感じた。 国の為になることは党派に関係は無い。 私心を捨てて大局にたった決断をする政治と、 一日も早い政局の安定を望んでやまない。 皆さんお元気で・・・ 平成24年12月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　　古野　　浩

「人は文化を育み、文化は人を育む」

みあれ祭り（2012.10.1）お座船に乗船 筑前大島沖にて　専務（弟）撮影 「人は文化を育み、文化は人を育む」 宗像最大の神事、宗像大社秋季大祭「みあれ祭り」は 宗像の自慢であり、広く世間に知られている。 沖津宮様（沖ノ島）中津宮様（大島）が 年に一度、辺津宮に入御されるため、神湊でお迎えの 辺津宮様のもとに、お座船で出向かれる海上神幸 がそれである。宗像七浦から馳せ参じた、 おびただしい数の漁船がそれを警護する。 五色の旗をなびかせ白波を切って走るその様は 絵巻物を見ているようで勇壮である。 皇室国家の安泰と豊漁、五穀豊穣を感謝する この祭りを、福岡の経済界の方々に 体験して頂くことが出来た。 地元の者としてこの上ない喜びを感じている。 みなさんお元気で・・・ 平成24年11月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　　古野　　浩

日本国のため「為政者は死力を尽くせ」

福津市にて（今は見る事が出来ない懐かしい紙芝居）の案山子 宗像大社みあれ祭り（2012.10.1） 「二大政党の効果」を日本国のために 民主党と自民党の党首が決まった。 安倍晋三氏は宗像に縁が深い。 みちのくの智勇兼備の武人、安倍貞任(あべのさだとう)、安倍宗任(あべのむねとう)の 子孫であり、その縁は、前九年の役（1051～1062）で源側に敗れ、 宗任が筑前大島に流刑の身になったことに始まる。 広く西日本の政治、文化、経済に、大きな影響を 与えたであろうことは容易に想像できる。 宗任は島の景勝地に安倍一族の守護仏を安置するため 安昌院を建立した。七十七歳で逝去した宗任は 境内の墓に今も眠っている。 十数年前八百八十回忌の法要には、 父、晋太郎氏の名代で母、洋子氏（岸信介氏のお嬢さん）が 三十数人の縁者と共に法要に来島されている。 四十四世にあたる晋三氏の捲土重来を期しての活躍に期待したい。 皆さんお元気で・・・ 平成24年10月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　　古野　浩

「同じ守りでも、攻めの守り」を甲子園野球から学ぶ

彼岸花と蝶(古賀市米多比） 彼岸花と蝶（宗像市） 「同じ守りでも、攻めの守り」を甲子園野球から学ぶ 領土問題が問われて久しい。 北方だけに限らず今や東西南北に 問題を抱えるに至った。 国際機関を通し、日本の主張を平和的に認めさせるには 五十年、百年の闘いとなる。 そのためにも「政治・経済・教育」の安定と充実が最も肝要となる。 国力が衰え、それが安定してない今、 他国に付け入るチャンスを与えてしまった。 「水と平和はタダ」と言う感覚は今の日本人には無い。 命を賭けて国を守った先人の心を忘れず、 今こそ国を挙げて「攻めの守り」を断行することが問われている。 将来、他国で見る世界地図の中の日本が、その主張が認められた 地図に変わっている事を願って止まない。 皆さんお元気で・・・ 平成24年9月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　　古野　　浩

「素晴らしい結果には、隠れた素晴らしいアシストがある。」

「地域の安全を守る消防団の訓練」宗像大社2012.7.22 京都祇園祭（2012.7.17） 「素晴らしい結果には、隠れた素晴らしいアシストがある。」 閏年はオリンピック夏季大会とアメリカの大統領選挙がある。 まさに本年がその年である。 今、世界はオリンピックのニュースで溢れている。 参加した２０４全ての国や地域で女子選手が出場するのは、 開催以来始めてのことと聞く。 オリンピックにもやっと男女共同参画社会に陽がさしたと言える。 選手の活躍は当然だが大会本部や、選手を支える裏方の苦労を覗いてみたい。 オリンピックに隠れた政局（為政者）に見せたいものがある。 目標達成のため小異を捨てて大同につき、 一丸となって戦う無私のチームプレイである。 オリンピックを見ながら、政界（議員）にはなぜこれが出来ないのか、腹立たしく感じる。アスリートの背中に学んで、一丸となって戦う各政党の奮起を願ってならない。 皆さんお元気で・・・ 平成24年8月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　　古野　　浩

「信じる者は救われるか？」

九州無線協会表彰を受賞した社員さんと 事故現場や乗客の緊急事態に遭遇時の対応について講演する介護の乗務員 「信じる者は救われるか？」 原発と消費税のニュースが出ない日はない。 私は原子力の事は殆んど知識を持たず無知に等しい。 タクシーの始業点検は、視覚や聴覚だけでなく実際に手で触れ 運転などを試みて安全を確認することが出来る。 原子力はそうはいかない。優れた物だけに一歩間違えば、厄介な代物に豹変する。 自分で判断出来ないことは、信頼のおける人物の判断に頼らざるを得ない。 消費税は零細企業にとって死活問題である。 しかし国のため耐えぬく気概を持とうと思う。 野田総理の、心から人を信じ真心を持って接する 姿に、党派や利害を超えて信頼できる気がするからである。 穏やかな顔に秘めた、ひた向きで命を賭けて国難に立ち向う姿に明日を賭けたいと思う。 皆さんお元気で・・・ 平成24年7月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

「紫陽花形社員集団」の会社形成を目指して

福津市須多田にて(2012年5月31日) カマキリの幼虫とミツバチの戦い 無線通信でタクシーの配車をするようになって ４５年になります。それ以来今日まで３６５日２４時間 無線通信室は休んだことがありません。 頑張ってくれた社員の一人がこの度 九州タクシー無線協会の表彰を受けました。 皆の力を一つにして 地域の防災、防犯、犯人検挙に大きく貢献する ことが出来ました。今を盛りの紫陽花は 小さな特徴ある花が沢山集まって しかも一つに纏まって美しい。 社員さんがそれぞれの特徴を生かし 全体として纏まった「紫陽花形社員集団」 の会社でありたいと願っています。 皆さんお元気で・・・ 平成24年6月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

「緊急事故防止２２５作戦」実施中

緊急事故防止２２５作戦実施中 オニヤンマの脱皮 「緊急事故防止２２５作戦」実施中 悲惨な交通事故が全国で多発している。 決して他人事ではない。弊社でも人に怪我をさせる事故を 起してしまいました。被害者の方には本当に申し訳なく 一日も早い全快を祈っています。 乗務員にも同情できる点はあるにせよ、 社会的責任を強く感じます。 これを期に４月２０日～１１月３０日までの期間（２２５日）を定め 「緊急事故防止２２５作戦」を全社員一丸となって実施しています。 火事も犯罪も交通事故も予防こそが 管理者の最大の責務と思っています。 皆さんお元気で・・・ 平成24年5月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

『全ての事象をスプリングボードとして』前向きに生きよう

鐘崎の四十四賀のパレード（2012.4.4） 玄海ゴルフ場の桜　2012．4.1 「全ての事象をスプリングボードとして」 前向きに生きよう 春爛漫のこの時期、同じ景色が見る人の心で、 明るくも暗くもなる。 人生悲喜こもごもの出来事と重なるからであろう。 社員二人から明るいニュースを聞く。 同い年のお嬢さん二人が立派な病院と銀行に 就職が決まった。 大学卒業まで、薄給の社員ご家族の苦労が偲ばれる。 耳に入ってこない辛い立場の社員も居るだろう。 自分の事のように嬉しくもあり悲しくもある。 東日本大震災の事を思い 良き事も悪しきこともシッカリ受け止め、 次なる時代の為、全てをスプリングボードとして 前向きに明るく生きて行きたい。 皆さんお元気で・・・ 平成24年4月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

「ローマは一日にして成らず」

赤間駅北口完成祈念式典　谷井市長　伊豆・吉武県議・田中市議会議長外の皆さん 「ローマは一日にして成らず」 東日本大震災から一年が経過した。死者15,853人 行方不明　3,282人 避難・転居　34万2,509人と 毎日報道されている。肉親の遺体さえ見届ける事の 出来ない人達の気持ちを思う。 放射能が心配とはいえ、瓦礫一つ受け入れることをしない 国民の一人として「絆」と言う言葉が恥ずかしい。 他人の痛みなら百年でも辛抱できると言うことか。 沖縄の基地問題にも同様のことが言える。 宗像市の玄関、赤間駅北口の整理事業が無事完了した。 長期間に亘る関係各位の犠牲的精神と 血のにじむ様な努力は人の目に見えない。 皆さんお元気で・・・ 平成24年2月28日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　ほめてやらねば　人は動かじ」

第47回社員研修会（柳田廣治乗務員）表彰2012.1.21～22 『交通栄誉章緑十字銀賞』伝達式 「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　ほめてやらねば　人は動かじ」 お正月に「男はつらいよ」と言う映画を観ました。 こんなに面白いとは思いもしませんでした。 日本の何処にでも在るようなお店と、 一家の人達が織り成す人間模様に、笑いと涙を誘われました。 温かで繊細な人情味に触れるにつけ、 忘れがちな人間としての大切な心を、呼び覚ましてくれました。 寅さん一家を縦糸とすれば、時々のマドンナと日本各地の風景は、横糸とも言える。 織り成す絵柄は庶民目線で胸打たれる事ばかり。 日本国民を縦糸とすれば、時の為政者は横糸と言える。 野田総理には 底辺でまじめに一所懸命働く人達が納得し報われる 「社会保障と税の一体改革」であって欲しいと願う。 自らの身を切ることをして見せねば、人の心は動かない。 皆さんお元気で・・・ 平成24年2月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩

謹んで「がんばろう　日本」を申し上げます。

夕陽に映える玄海の空と海 別府　鶴見岳　霧氷 謹んで「がんばろう　日本」を申し上げます。 年の初めに世界の平和と国の安寧、 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 旧年中は大変お世話になりありがとうございました。 本年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します。 戦後最大の国難「東日本大震災」から 立ち上がる元年であり、 敗戦から復興・発展した日本の底力を 世界に示す時でもあると思います。 本年が被災地の皆さんをはじめとして、 皆々様や日本・世界にとって希望の年となりますよう、 心から祈念申し上げ新年のご挨拶と致します。 皆さんお元気で・・・ 平成24年1月1日 みなとタクシー株式会社 代表取締役社長　古野　浩