会長ブログ 2025年07月24日

古代から神聖な食べ物、お米。

お田植神事に参列 2025/06/29(宗像大社)

日本人にとってお米は、ただの主食ではありません。美味しいのはもちろん、古代から神聖な食べ物として尊ばれ、日本の精神文化を形づくってきました。「新嘗祭」(ニイナメサイ)は収穫された新穀を天皇陛下が神前に供え、国民の安寧と五穀豊穣を祈る古来の祭祀です。なかでも即位後初めて行うものは「大嘗祭」(ダイジョウサイ)と呼ばれ、特別な意味を持ちます。大嘗祭で使われるお米の田んぼ「斎田」は亀の甲羅を焼く占いで選ばれます。昭和天皇の大嘗祭では、福岡市早良区脇山の田んぼが選ばれました。古代から続く最重要祭祀に、福岡県産米が用いられたことは、福岡県民として誇らしいです。今年は昭和100年、そして戦後80年の節目の年です。今こそ日本人の原点に立ち返り、お神様・農家の皆様・お客様・祖霊への感謝を胸に、お米を大切にいただきたいと思います。いつもありがとうございます。                  2025年7月1日 みなとタクシー株式会社代表取締役 古野 貴史


facebook Twitter LINE
ブログ一覧