会長ブログ
2021年06月29日
「焼き場に立つ少年」は、今 何を問いかける?
「焼き場に立つ少年」弟(妹?)を裸足で背負っている。 長崎被爆後の数日後と思われる。名札から写真は反転している事が分ると言う。
『焼き場に立つ少年』は今何を問いかける?
先日NHKで「焼き場に立つ少年」という特集番組を見る機会を得た。
深く考えさせられる内容で、我が人生を問われるものであった。
1945年(S.20 )8月6日の広島に続き、8月9日長崎に原爆が投下された。
投下後、何日目かの長崎のとある場所で撮影された写真だと言う。
亡くなった弟(妹?)を背負った少年が、直立不動の姿と精神で、
真っすぐ前を悲痛の覚悟で見つめている。米軍の従軍カメラマン故ジョー・オダネルさんが思わずシャッターを切らせられた一瞬である。
凄まじい空気感がそうさせたのであろう。
今の科学技術とNHKの卓越した取材能力で、かなりのことが解明された。
全人口の9割近くの日本国民が戦争を知らない今、
たった一枚のこの写真が全世界に「平和」の意味を問いかけている。
今日の平和に感謝し多くの犠牲者に改めて哀悼の誠を捧げたい。
皆さんお元気で・・・
安全運転マネージメントにおける グループごとの討議と発表会 (2021年4月21日 本屋2階会議室)令和3年(2021年)7月1日 みなとタクシー株式会社 会長 古野 浩
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